何かがおかしい?

本日の電車内。大体20時頃だったと思います。
何か車内が変なのです。別に奇声を発する人がいたりとか、地べたに集団が座り込んでいるとか、そういうことではありません。でも何か引っかかるものがありました。この違和感の原因は…?


やさしい顔をした人がいない。


ことでした。普通電車でも街中でも、誰か一人くらいはやさしい顔、見る人がほっとするような顔をした人がいるものです。ところが、この車内にはそのような人はいませんでした。疲れた顔のサラリーマン、ため息をつきながら携帯を打つ初老の男性、くたびれた表情のOL…。そこには笑顔はありませんでした。少し気分が悪くなりました。
何かがおかしくなっている。テレビのニュースなどでよく聞く言葉ですが、私にはいまいち実感がありませんでしたが、今日まさに、それを実感しました。「何かがおかしくなっている」。そしてはたと気付きました。電車の窓に映ったPDAを持ってニュースをチェックする自分の顔もまた、疲れはてた顔でした。


先ず自分自身と、身の回りからでも少しずつ、かえていかなくてはならないと思った瞬間でした。